Inno3D が「ステルス ケーブル管理」を備えた GeForce RTX 4070 Twin X2 を発売

Inno3D RTX 4070 は、ケーブル管理の新しいアイデアを実装した同社の新シリーズの最初のグラフィックス カードです。

今年 6 月、同社は Computex で、Twin X2 シリーズの一部として新しい GPU ラインを導入する計画を明らかにしました。 このシリーズは、ほとんどのゲーミング RTX モデルやワークステーション モデルに見られる従来の配置とは異なる、ケーブルへの革新的なアプローチを紹介します。 コネクタを GPU の中央または側面に配置する代わりに、同社の斬新なコンセプトでは、コネクタをバックプレートの下に隠すことが含まれています。

このコンセプトにより、ゲーマーはケーブルをバックプレートの下に配線し、小さなカバーで隠すことができます。 こうすることでケーブルが隠れるようになり、PC ケースのデザインが許せば、ケーブルを効果的に見えなくすることができます。

GeForce RTX 4070 Twin X2 (ケーブル管理付き)、出典: Inno3D

現在、RTX 4070 Twin X2 は、このアプローチに従ってリリースされた唯一のモデルです。 標準の 8 ピン電源コネクタに基づいて構築されています。 注目すべきは、同社が少なくとも現時点では、このアイデアに 12VHPWR (12+4 ピン) モデルを採用しないことを選択したということです。 これらのケーブルは、複雑な曲げ要件があるため、正しく取り付けられない傾向があります。 ケーブルを隠す行為により、位置ずれや、極端な場合にはコネクタの溶解を検出することがさらに困難になります。 安全性を優先するため、Inno3D は比較的低電力要件 (200W 以下) の GPU に標準コネクタを採用することを選択しました。

GeForce RTX 4070 Twin X2 (ケーブル管理付き)、出典: Inno3D

「ステルス ケーブル マネジメント」を採用した同社の初期モデルは、この設計をミッドレンジの RTX 40 シリーズに広範に統合する始まりとなりました。 このコンセプトが今後の RTX 4060 モデルに組み込まれるのをすぐに目撃できる可能性が非常に高いです。

出典: TechPowerUP 経由の Inno3D